「スぺ110って何!?」娘の一言にドキッ。痩せ信仰だった私の10代と、今伝えたいこと

「ねえママ、身長から体重を引いて110じゃないとダメなんだって」
中学1年生の娘が、そう口にしたとき、私は本当に驚きました。
まだまだ子供だと思っていたのに、いつの間にか“体重”を気にするようになっていたなんて。
最近テレビでも「スぺ120じゃないと人権がない」なんて言葉が飛び交っているのを見て、正直、怖くなりました。
こんな価値観が、子どもたちの間で普通に広まってしまっているなんて…。
私自身も、「スぺ110」にとらわれていた
実は私も、20代前半の頃、体重の数値にすごくこだわっていました。
あの頃は「スぺ110、120」という言葉ではなく、「体重が40キロ台じゃないと女じゃない」って言われていたように思います。
痩せたいけれど甘いものは大好き
苦肉の策が「甘いものは食べるが、カロリーは抑えたいのでお菓子で生きる!」
朝は500mlのパックジュースだけ。
新作のコンビニスイーツを買って、それがお昼ご飯。
基本、主食は一切食べず、こんにゃくゼリーやお菓子ばかりで過ごしていました。
「今日1日食べなければ、明日の朝には体重が落ちる」
そんなふうに思って、我慢して、痩せていることだけに執着していた日々。
体重計の数字が少ないほど、自信が持てる気がしていたんですよね。
その時の体重は、いわゆる“スぺ110”。
今振り返ると、決して痩せすぎではないと思います。
でも私は、もともと骨格がしっかりしていて手足も大きめ。
スぺ110でも身体はボロボロでした。
生理も何ヶ月も止まり、心も不安定で、肌は荒れて、病院通いの日々。
今思えば、何も良いことはありませんでした。
それでも、もっと痩せなきゃと躍起になっていたんです。
細くないとかわいくない、かわいくないと外にも出られない…
自分を好きになりたくて、自信を持っていたくて無理をしていたし
それでよいと思っていました。
娘には伝えたい。「体重だけで美しさは測れない」
あの頃の私に「それは違うよ」って言ってあげたいけれど、たぶん聞かないと思う。
だからこそ、娘には伝えたいんです。
- 「体重の数値だけでは判断できないよ」
- 「筋肉と脂肪は重さが違うからね」(同じ重さなら筋肉のほうが小さい!)
- 「大事なのは見た目と健康」
- 「“心の元気さ”も大事」
娘は普通〜少し細めくらいの体型ですが、私に似て骨がしっかりしています。
「ごめんね、華奢にはなれないかも(泣)」なんて冗談めかして言いながら、
「細長いね~」「かわいいよ」って、ネガティブな言葉は口にしないようにしています。
それに私自身、今もゆるくダイエット中。
娘と一緒に、簡単なストレッチや運動を楽しみながら取り入れるようにしています。
“痩せるため”というより、“気持ちよく動いて元気でいるため”の運動。
最後に
「スぺ110じゃなきゃ」「痩せていなきゃ価値がない」
そんな風潮に、娘が巻き込まれてほしくない。
そして、もし同じように悩んでいるお子さんがいたら、お母さん・お父さんにも届いてほしい。
“美しさ”も“価値”も、数字だけでは測れない。
遠回りに見えるかもしれないけれど、しっかり食べて、体を動かして、元気でいることが
いちばん素敵で長続きする「キレイ」なんじゃないかなって思います。